課題が定量化され、負荷が大きい担当者のサイクルタイムや残業時間の削減に成果

AJSは、東京・新宿区に本社を置くシステム開発、保守・運用を手掛ける企業です。大手の総合化学メーカーである旭化成のシステム管理部門として誕生したのちに独立し、企業に寄り添ったシステム開発を行うことを強みとしてシステム開発ビジネスを展開しています。そのAJSがSAP Signavioを導入し取り組んだ業務改革は、一つの基幹システムに対し、各事業部ごとに特化した仕様で稼働する複数の販売管理システムによって生じていた非効率的なプロセスの改善でした。事務処理を担当する総務部門などとの間で情報伝達に手間と時間がかかるため、基幹システムへの反映に時間がかかる、といった課題の解消を目指しました。これまで標準となる業務プロセスが確立されていなかったことから、驚くほど複雑な業務プロセスになっていたなかで、販売管理システムの統一とプロセス標準化を実現。同社の改革は、さらに経営の効率化に向かっています。

SAP Signavioを活用した業務標準化によるプロセス効率化、コスト削減の実現

Before: 課題と機会 

  • 事業部ごとに最適化された結果、業務に偏った仕様の複数の販売管理システムが存在したため、情報伝達が煩雑で基幹システムへの入力も効率の悪さが顕著な状態

  • 共通の業務フローはなく担当者ごとに個別の業務フローが存在していた状況で、業務の品質担保のために人員体制を過剰にしていたため重複チェックなど無駄が発生

  • 個別の業務フローになっていることから、部署を異動するたびに新しい業務プロセスの習得が必要

Why SAP

  • 単発の設計や分析にとどまらず継続的なプロセス改善を加速するスイート製品 

  • 国際標準規格であるBPMN2.0準拠の業務フローが描け、修正や再利用なども容易に行えるなど利便性が高い​

  • 業務改革のノウハウを蓄積することで解決すべき課題を把握、着実に改善につながる効果を実感  

After: 価値導入の結果

  • 定量的な数値で課題が明確に。多くの案件を一人の担当がこなしていた営業部隊に要員補修するなど対応、サイクルタイムが最大20%改善し残業時間も30%削減

  • 販売管理システムの統合は事前シミュレーションでの目標通りに、該当の業務に関わるコストを30%削減

  • 誰もが課題として認識していることを定量的なデータとして示せることで、効率化の目標が設定しやすく高いモチベーションで継続的な改善につながる

“Signavioによる客観的なプロセスを提示できたことで、感覚的なコミュニケーションではなく、定量的な課題をお互いに認識した上でコミュニケーションを取ることができたことは大きなプラスとなりました。”

AJS株式会社 コーポレート本部 総務部 部長 森 晃嗣 氏